笑達 ウェブサイト
この仕事の制作物
作家、笑達さんのウェブサイトのデザイン。
長い間、笑達さんは「& NIGAOE」という似顔絵を描くことで活動されていた。
私たちもその立ち上げから、ブランドのネーミングやウェブ、紙媒体のデザインを担当させてもらっていた。
2020年に、京都から地元の和歌山に移住されて、描く絵が似顔絵だけに止まらなくなったことを機に、「笑達」として再スタートを切ることになった。
サイトのデザインのトーンは最初に笑達さんから参考となるサイトを教えていただいた。
それは、「できる限り、何もデザインしなくていい」と言われているような、シンプルなものだった。
イメージを崩さないように、ページの構成、ボタンなど、最小限にし、要所となる書体にだけ、手を加えたようにデザインした。
メニューなどの文字に、かすかに擦れや滲んだようなディテールを施すことで、笑達さんの温かさや人間臭さ、とにかく手で、自分で作ることを大事にされていることを込めれたらいいなと思った。
何度も修正と調整を加え、最終的に完成したものは、
当初考えていたものよりも、さらにシンプルな構成だった。
それは結果的に、笑達さんの絵に対する覚悟や絵の力がそのまま、
見る方に伝わるサイトのデザインにすることができたと感じた。
2021.3
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& NIGAOE
デザイン:CHIMASKI
コーディング:松田翔吾