京都芸術大学 ガイドブック 2020

京都芸術大学には学生募集のためのメインツールが2つある。
1つはmymymyシリーズ(在学生だけにフォーカスした正直なもの)もう1つがこのガイドブック(大学の整理された全体像を高校生と親御さんに伝える)。
mymymyシリーズが思い切り振り切って、学生の日々やディテールをつぶさに伝えているためにガイドブックは、より大学の発信したい情報や、客観性が求められる。
とはいえ、この種の媒体においては、どんな企業も大学も「より良く見せたい」と思ってしまうことでだいたい同じような構成、写真のトーン、デザインになりがちである。そしてそれが“パラパラ見てすぐ捨てられる”ことに繋がっていると思われる。

このガイドブックは、情報を詰め込みたくなる大学を制御し、できる限り余白を多くとることをデザインの分かりやすい軸として編集チーム、デザインチーム共に意識している。
毎年、あってもなくてもいいような「テーマ」も設定しており、これはチームで出し合ったものから選ばれる。
その選ばれたテーマに基づいて、冒頭のあいさつ文が書かれる。
これは大学内の編集チームが大きく言いたいことをカチカチの文章で送ってきたものを元の文など影も形もないようにして、仕上げるのが私たちコピーライターの仕事である。

イラスト、写真、デザイン、編集、コピー、すべての仕事を大学関係者(社員、教員、在学生、卒業生)でまかなっているのは、さすが芸術大学というところだろう。

*2020年のテーマ:芸術大学だからできること
*冒頭文:
社会に出ることを、卒業まで待たなくていい。
今、学生がここで生み出したアイデアは大学を超えて、社会に届いています。
それが社会の中できちんと機能し、誰かにとっての幸せな体験として形になるまで、アイデアの質を磨きます。
時代を変えるイノベーションを起こすのは、企業だけの仕事ではなく、
芸術大学の中にこそ、その種を作る出会いがあります。
ここで出会って、つくって、社会とつながる。
京都芸術大学は、文化・芸術の街、京都から
「芸術大学だから、できること」を実践します。

同シリーズ
>京都芸術大学 ガイドブック 2022
>京都芸術大学 ガイドブック 2021
京都芸術大学 ガイドブック 2019
京都芸術大学 ガイドブック 2018

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