シキノオトvol.3と火の食堂メニュー

この仕事の制作物

シキノオト vol.3
火の食堂 メニュー

和歌山市にある、四季の郷公園 FOOD HUNTER PARK の『火の食堂』が発行するフリーペーパー vol.3の秋号。

「火の食堂」は和歌山で知らない人はいないと言われるほど飲食業界で有名な「源じろう」さんこと、半田雅義さんが昨年の夏にプロデュースしたレストラン。
ここでは、和歌山の豊富な四季の食材を味わえるのはもちろんのこと、人類の生の原点とも言える「火」をテーマに食べることを楽しめます。(例えば、お米は竃で焚き、パンは石窯で焼き、コーヒーは半熱風式焙煎機で焙煎する)
そんな「きっと不便はおいしくて、ちょっと楽しい」を提案されています。

デザインのムードを考えるにあたって、手がかりとなったのは、先にも述べた「源じろう」さんの存在だった。
源じろうさんは和歌山で、惚れこんだ場所を最大限に生かすセルフリノベーションで唯一無二の店づくりをされている。(2022年現在は9店舗の飲食店を運営)
そんな店づくりのスタンスやエッセンス、優しさを少しでもこの紙面に表現できたらと思った。(どんなお店かは、ぜひ実際に和歌山まで足を運んでみてほしい。)
本当のところ、当初、紙面づくりは、フォントも写真も使わず、全て手書きと絵で作ってはどうかと考えていた。が、「幅広い年齢層の方に届けたい」というクライアントの思いを聞き、タイトルの一部のみを手書きにすることにした。

そして火の食堂のメニューもデザインした。
こどもから大人まで、幅広い年代の方が来られる場所なので、読みやすく、メニューを選ぶのがもっと楽しくなればいいなと思ってデザインした。

*vol.3の特集:
FOOD HUNTER PARKのおいしい秋

執筆・編集:ヘメンディンガー綾
イラストとデザイン:CHIMASKI

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